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TEL:045-930-3110

お知らせ

乳幼児用のミックス離乳食(Spoonfulone スプーンフルワン®)に関する注意喚起

乳幼児用のミックス離乳食(Spoonfulone スプーンフルワン®)に関する注意喚起

  • Spoonfulone (スプーンフルワン®:以下“SPO”と略)は生後 6 ヵ月以降の乳幼児を対象とした 16 種類の食物(鶏卵、牛乳、小麦、ピーナッツ、くるみ、ピーカン、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、ゴマ、大豆、エビ、鱈、鮭、オーツ麦) のタンパク質 30mg ずつを含む食品です(表 1)。
  • SPO は米国では乳幼児の食物アレルギーの発症予防を期待して販売されていますが、日本においてはそのような記載はなく離乳食とだけ記載され販売されています。

表1. タンパク質 30mg を食品に換算した場合


鶏卵牛乳小麦ピーナッツくるみカシューナッツ
具体例全卵0.25mg牛乳0.9mlうどん1.2g0.12g0.21g0.15g

日本食品標準成分表 2020 年版(八訂)

SPO によりアレルギー症状が出る可能性

日本では乳児の約 10 人に 1 人が何らかの食物アレルギーを有しています。乳児用調整乳や離乳食を初めて与えた際に症状が誘発され食物アレルギーの診断に繋がります。以下の理由により SPO を摂取した場合に症状が出る可能性があります。

  • 乳児期早期に湿疹がある場合、食物アレルギーが起こりやすいことが知られています。
  • 生後 6 ヵ月未満で既に食物に対する IgE 抗体(症状誘発に関与する体内因子)を持っているお子さんがいます。
  • 重症な食物アレルギー児では SPO に含まれるタンパク質 30mg に相当する食品(表 1)でも症状が誘発されることがあります。
  • 湿疹や食物に対する IgE 抗体が存在しなくても微量の食物(卵黄など)で嘔吐を繰り返すことが稀にあります。


製品説明の「摂取上の注意」の表記の問題点

  • SPOは食物アレルギーがある小児には使用できないと記載されていますが、離乳食開始時期にSPOに含まれている16種類全てに対する食物アレルギーの有無を判定することは困難です。
  • SPOの「摂取上の注意」には湿疹がある場合や、SPOの使用について心配な場合には医師に相談するよう記載されていますが、SPOの摂取の可否を医師が判断することは困難です。

2021 年 10 月 8 日
(一社)日本小児アレルギー学会、(一社)日本アレルギー学会、(一社)日本小児臨床アレルギー学会、(一社)日本外来小児科学会、食物アレルギー研究会
※(一社)日本小児アレルギー学会 食物アレルギー委員会作成

2021年 インフルエンザワクチン

  • 中学生以下の方は、母子手帳をご持参ください。
  • あらかじめ問診票をダウンロードして検温以外の太枠を記入しご持参ください。
    ダウンロードできない場合は事前に問診票をお渡しします。ご記入の上、接種時にご持参ください。
     問診票のダウンロードはこちら 
    院内での密を避けるため、ご協力お願いします。

  • 対応期間
    202110月11日~12

*ワクチンは数回に分けて入荷いたします。入荷の度に予約枠を増やしますので、適宜空き状況をご確認ください。


  • 対象
    生後6ヵ月以上15歳まで
    (
    16歳以上の方で診察券をお持ちの方は対象になります)
    大人(ご家族)の接種はお子さんに同伴のご両親に限ります。
    ご家族の予約は取らないでください。
    来院時受付でお申し出ください。
    (ワクチンの入荷状況によりお受けできない場合があります)
    二回接種の方は、二回目の接種時にご家族の接種をします。
    ご都合がつかない場合は、ご相談ください。
  • 接種回数
    乳幼児、小学生までは2回接種をお奨めいたします。
    初回接種後2週から4週の間で接種してください。

  • 料金
    1回:3,700円(税込み)です。
    このワクチンは有料です。
  • 対応時間
    診療時間内にもインフルエンザワクチン接種枠を設けます。
    診療の方とは別の待合席をご用意いたします。

  • 予約方法
    予約制です。”インフルエンザ”でご予約ください。
    ワクチンの数が限られているためインフルエンザワクチン枠以外でご予約いただいても対応はできません。
    ご兄弟で接種される場合は人数分の予約をお取りください。

    9月30日12:30から予約を開始いたします。ワクチンは月に数回入荷します。入荷ごとに予約枠を増設いたします。
    ご希望の日時でご予約ください。

    2回目の予約は1回目接種時にお取りいたします。但10月、11月中旬までに1回目の接種をされる方が対象です。
    それ以降に受けられる方はWebで2回目のご予約をお取りください。
    入荷状況により11月初めでも2回目をお取りできないことがあります。

    予約完了画面が出ない場合、予約は完了しておりません。必ず完了画面をご確認ください。

    予約を取られた後、事前に連絡なく来院されなかった方
    については、次に予約を入れられてもお断りする事があります。
    ご都合のつかない場合は必ずご連絡ください。
  • 接種時には母子手帳をご持参ください。
  • ご家族に高熱や咳のひどい方がいるときは小さいお子さんの接種は見合わせましょう。
  • 卵アレルギーの強い方は接種できません。
  • 同時接種をご希望の方はあらかじめインフルエンザワクチンの予約もお取りください。
  • 2回目の接種は3週間後の同じ曜日、同じ時間でご予約をお取り致します。
  • コロナワクチンを接種される方は接種の前後2週間以上他のワクチンとの間隔を開けますのでご注意ください。

2021/7/4

コロナウィルス感染症対応

37.8度以上の発熱の方、咳の多い方は、予約後 来院前に必ず電話(045-930-3110)でご連絡ください。

新型コロナウィルスが流行している間、来院された方が待合で十分な距離を開けられるように、15分ごとの予約枠の人数を減らして対応しております。ご希望の時間帯で予約が取れない場合は、電話(045-930-3110)でご相談ください。
また院内の換気を保つため、入り口のドア、待合室、診察室の窓を開け放しております。暑い日や寒い日はドアと窓を閉め、20分ごとに5分間の換気を行っております。
また、必要に応じて換気を増やします。気になる場合には受付にお声がけ下さい。
ドアノブ、診察室や待合のシートなどは消毒液で随時消毒をしております。
トイレをご利用の際は除菌便座クリーナーをお使いください。
3歳以上の方は院内ではサージカルマスク(不織布のマスク)を着用ください。
お手元にない場合は受付にお申し出ください。

定期的に投薬を受けていらっしゃる以下の患者さんで、医療機関内での感染がご心配な方は、電話 045-930-3110 までご相談下さい。
■気管支喘息、アレルギー性鼻炎、夜尿症、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、繰り返す肌荒れ、便秘症など

スタッフ一同 手洗い、アルコール消毒、マスクの着用、健康管理として毎朝 検温し37.0以上の場合、咳がある場合は自宅待機としております。

【神奈川県、横浜市の相談窓口】

  • 横浜市新型コロナウィルス感染症コールセンター(帰国者・接触者相談センター)
    TEL:045-550-5530
    24時間対応(土日、祝日を含む)

【発熱・咽頭痛(喉の痛み)・咳の症状がある方】

  • 神奈川県発熱等診療予約センター
    0570-048914
    045-285-1015
    09:00-21:00(土日、祝日を含む)
    詳しくは、横浜市のホームページをご覧ください

2021/3/4

子宮頸ガンワクチン(HPVワクチン)について

子宮頸ガンはHPVワクチンと検診で予防できるガンです。
ワクチンは小学6年生から高校1年生相当の女子を対象に公費負担で接種することができます。

3回の接種が必要です(初回接種後 2カ月後、6カ月後)。
接種を希望される場合は受付(045-930-3110)までご連絡ください。
接種後15〜30分ほど院内で様子を見ますので、時間に余裕を持たせたご予約をお取りいたします。
HPVウィルスはありふれたウィルスで生涯に80%の方が感染すると言われています。
子宮頸ガンは特に20代〜30代のちょうど出産の時期と重なる女性に一番多いガンです。
ワクチン接種によりHPV感染率を90%減少させる効果が報告されています。
安全性の評価ですが、頭痛、倦怠感、筋力低下などの多様な症状は、因果関係が不明なものや摂取後短期間で回復した症状を含め、HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたり約9人です。
うち報告した医師や企業が重篤と判断した人は、接種1万人あたり約5人です。
厚生労働省の調査では、この多様な症状はワクチンとの因果関係は証明されませんでしたが、接種後に多様な症状が起きた場合、対応医療機関への連携や気になる症状が生じた場合の相談窓口も設置されております。
院内にパンフレットをご用意しております。
またこちらからさらに詳しい情報がご覧いただけます。
接種券はクリニックでお渡ししております。

2021/1/30

日本脳炎ワクチンについて

日本脳炎ワクチンは製造上の問題から、現在 出荷制限がかかっております。
接種をご希望の方はご予約いただく前に電話(045-930-3110)でご連絡ください。
1期(初回、2回目)の方を優先に接種いたしますが入荷状況によりお待ちいただく場合があります。
1期の追加接種については1期終了後、1年以上を開けての接種ですので接種期間には十分余裕があります。
日本脳炎ワクチンの接種券は7歳半まで有効です。焦らずに供給が安定してから接種しましょう。

ダニ退治

梅雨に入りました。喘息の方には要注意の季節です。喘息発作はダニが増悪因子になります。普段からダニ対策を心がけましょう。

ダニを昆虫の一種と思われている方がいますが、ダニはむしろクモに近い生き物です。現在記録されているだけで、4万種類以上、実際には50万種類ものダニが存在するといわれており、約4億年前の化石からも発見されています。ダニの雄と雌は外見が異なっていて、雌の方が大きく、太っています。

繁殖には3大条件があります。まず、高温(25°~35℃)、多湿(70~90%)。次に餌となるチリ、ゴミ、カビなどが存在する事。3つめは潜って卵を産める産卵場所があることです。日本の住宅構造はまさにダニ繁殖の温床です。ことに梅雨の時期にはダニが大繁殖します。

ダニ退治のポイントは”清潔”が第一です。ダニの除去法として、寝室、居間に関しては、最低2週間に1回、1平方メートルあたり20秒間市販掃除機(吸い込み仕事率210W/時以上、紙パック式吸塵機)で集塵し、寝具についてはこれを表裏同様な集塵をする事により、1平方メートルあたり100匹以下にダニを減少させ、維持する事ができるそうです。小児アレルギー学会がダニ対策の具体例を以下のように挙げています。

  1. 寝具類は1~2週間に1回1平方メートルにつき20秒以上の時間をかけて両面を掃除し、晴れた日には天日干し後に掃除機をかける
  2. 寝室は可能な限り毎日掃除機をかける。カーペットの部屋は3日に1回掃除する
  3. 収納していた毛布類は、使用前に天日干しにし、掃除機をかける
  4. 布団シーツ、カバー類は、少なくとも1週間に1回は洗濯をする
  5. 衣類や布団用の乾燥機は、殺ダニ効果があるので利用する
  6. 換気につとめる
  7. 梅雨明けに大掃除をする

この他にもじゅうたん、ぬいぐるみ等、塵のたまりやすい物は部屋におかないようにしましょう。家屋塵1g中のダニ数を100匹以下にすると喘息発作の軽減効果があるばかりか、アトピー性皮膚炎の方のダニによる感作を予防できる可能性があります。かなり大変です(喘息の子供を持っている女性医師が数名トライしましたが続けられた人は、、、、)が、効果は証明されています。元気を出して一度やってみませんか?   

この内容はA.S.Aねっと よこはま7月号に掲載されたものに加筆しました

熱中症に気をつけて

今年も暑い季節となりました。熱中症にきをつけましょう。

熱中症は気温、湿度が高い環境で体から水分や塩分が失われたり、体温が上昇したりすることで起きます。症状に応じた迅速、適切な対応を覚えておきましょう。
最も大切なのは ”予防”です。また次のような新聞報道がありましたのでご紹介します。

気温25℃以下、短時間でも車内放置は大変危険です
以前JAFでは5月に車内の後部座席に3歳児程度の大きさの人形を置き、エアコンを切ってから温度を測るテストを行った。気温25°、特に日差しの強い日ではなかったが、11分後、車内は外部を大きく上回る36°にまで上昇、日光があたる人形の後頭部は5分後には39°、15分後には50°に達した。

炎天下、湿度の高い日の激しい運動も十分注意が必要です
ある年の4月に行われたトライアスロンで選手が熱中症で倒れた。最高気温は26.7°だったが日差しが強く、湿度の高い日だった。

予防が一番
*外出時は帽子や日傘をさし、風通しの良いし涼しい服装を
*こまめに休憩を取る。スポーツドリンクなどで水分補給
ベビーカーは地面からの照り返しで、とても暑いので注意!
車中に赤ちゃんを置き去りにしない
*炎天下、特に蒸し暑い日の運動や長時間の作業は避る。35°以上では、運動は原則として中止に
*寝不足など体調不良の時は運動を避ける

応急処置
*めまいがする、顔色が悪い、頭が痛い、おなかが痛い、吐く、足などのこむら返り、全身がだるい時

  1. 涼しい場所に移し、風を送る。衣服のボタンやベルトを緩める
  2. 体を冷やす。ぬれタオルを当ててあおぐ。氷やアイスパックがあれば首や わきの下、脚の付け根などに当てる
  3. 水分(スポーツドリンク)を補給
  4. 足を高くして横向きに寝かせる
  5. しばらくしても回復しないときは病院へ

*ふらつく、ぼーっとしている(応答が鈍い)、言語が不自然など意識障害を思わせる症状や、倒れて意識がない、けいれんをしている時

  1. すぐに救急車を呼ぶ
  2. 呼吸が止まっているときは人工呼吸をする

子どもの夏カゼ

夏のカゼは主にウィルスによる感染症で、代表的な疾患は咽頭結膜熱(プール熱)、ヘルパンギーナ、手足口病です。

いずれも乳幼児がよくかかります。
高い熱(39〜40°)が数日(2〜5日)続きますが自然に下がります。
咳や鼻水の症状はあまりありません。
いずれの疾患も薬を使わなくても自然に治りますが、熱が高くて辛いときや喉の痛みが強いときには解熱剤や喉の痛み止めを使います。

高い気温の時の高い熱なので、水分は十分にとりましょう。また、全身状態があまり悪くならないので、ぐったりしていなければシャワー浴や長湯をしなければ入浴も構いません。

再診の目安ですが、水分が十分とれない時、ぐったりして元気がない時は早めに受診をしましょう。

喉の痛みが強いときは食べ物、飲み物に工夫をしてください。のどごしのよいプリンや、ゼリー、アイスクリーム、お豆腐やお粥も冷ました物の方がいたみを感じにくくなります。水分も冷たくして飲ませてあげてください。

それぞれの疾患には特徴的な症状があります。

■咽頭結膜熱(プール熱)
夏にプールを介して学童の間で流行したので、「プール熱」の名がありますが、プールに入らなくてもうつります。4〜5日の高熱と、名前の通り咽頭(のど)と結膜(目)に症状が出ます。目が充血し、のどが赤くなって痛くなります。さらに頭痛、吐き気、腹痛、下痢を伴うこともあります。アデノウィルスが原因で、夏でなくてもおこります。主な症状が消えてから2日を経過するまでは、登園、登校は停止です。1週間くらいで自然に治ります。

■ヘルパンギーナ
喉の突き当たり(咽頭)に水泡ができます。喉の痛みは強くつばを飲み込むのも痛いほどです。熱は2〜3日で下がります。コクサッキーウィルスの感染症です。1週間くらいで自然に治ります。

■手足口病
手の平、足の裏、膝、おしり、口の中に水泡ができます。熱はあまり高くなりません。下痢を伴うこともあります。エンテロウィルス、コクサッキーウィルスの感染症です。1週間くらいで自然に治ります。

ノロ、ロタ等ウィルス性胃腸炎対策

ウィルス性胃腸炎にはいくつかの原因ウィルスがありますが対応は同じです。冬の初めに流行する嘔吐下痢症で、特に保育園、幼稚園等で発生した場合は、集団発生につながることがあります。

★原因
口からウィルスが入り、小腸の粘膜で増殖します。このときに下痢止めを内服するとウィルスが体内で増殖をし続け症状がとても悪くなりますので、下痢止めは内服しないでください。市販の薬も、以下の薬剤が入っていたら内服はやめましょう(ロペミン、ロートエキス、アドソルビン、タンナルビンなど)。
感染した人の嘔吐物にウィルスが含まれています。嘔吐物の処理が不十分だと(例えば雑巾を良く洗わずに室内に干したり、不適切な床掃除など)、ウィルスが乾燥して舞い上がり口から入って感染する恐れがあります。感染した人の便にもウィルスが含まれています。手洗いが不十分なまま料理をすると、その食品が原因となり食中毒として感染が広がります。

★症状
突然の嘔吐で始まり半日から1日続きます。激しい嘔吐ははじめの3〜4時間のことが多いです。次いで下痢が1〜3日続くことがあります。発熱があることもあります。ウィルスが体内に取り込まれてから、12〜48時間で発症します。

★治療
ウィルスを退治する薬物はありません。手元に吐き気止めの座薬があれば使って様子を見ましょう。吐き気が遠のいたら少しづつ水分を与えてください。おさ湯、お茶、イオン水、薄いジュース(みかんのジュースは消化吸収が悪いので避けましょう)みそ汁の上澄みなど。激しい嘔吐が5〜6時間以上続きぐったりしているようであれば、点滴が必要になることもあります。

★家での注意
嘔吐物や便で汚れた衣服を片付けるときは、なるべくビニール手袋、マスクなどを用いましょう。流水で良く洗った後に塩素系漂白剤(ハイター、ブリーチ、ミルトン、ピューラックス、ミルクポン等)でつけ置き洗いをしましょう。あわせて高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果が高まります。床は塩素系漂白剤を含ませた布で覆いしばらくそのまま放置して消毒しましょう。アルコール消毒は無効です、必ず塩素系漂白剤を用いてください。漂白剤が使えない所には、高温処理をします。85度、1分以上の加熱で消毒できます。布団などすぐに洗濯できない場合は良く乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥期を使うと効果的です。

★予防
トイレの後や調理をする際、食事の前にはよく手を洗いましょう。手洗いの後に使用するタオルは清潔なものを使用しましょう。

★食品を扱う方への注意
調理従事者は吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状があったときは、調理行為をしないで医療機関を受診しましょう。調理従事者本人が無症状でも、子どもさんがウィルス性胃腸炎による嘔吐下痢症状の時に調理行為をして集団食中毒が発生した報告もあります。手洗いを十分すれば防げたものと考えられています。

【具体的な処理方法】

★嘔吐、便の処理

  • ディスポの手袋、マスクをつける
  • ペーパータオル、使い捨てタオル等で外側から包み込むようにぬぐいとる
  • オムツは直ちに包み込むようにたたみ込む
  • ビニール袋に直ちにいれ、汚染された手袋も入れて1000ppmの塩素系漂白剤を加える。床など汚染された場所は塩素系漂白剤を含んだ布で覆い10分放置
  • 新しい手袋に替えて水で拭き取る
  • 200ppmの塩素系漂白剤で再度拭き取るとより安全
  • 作業中は換気に注意
  • 手袋を外した手は石けん、流水で十分に洗浄する
  • 塩素系漂白剤の容器等周辺物品が汚染されないように注意する

★食物は85度 1分以上の加熱
★調理器具は85度 1分以上の加熱か200ppmの塩素系漂白剤で消毒する
★有機物(嘔吐物、便など)が混在する時は1000ppm、ないときは200ppmの塩素系漂白剤で消毒をする。金属はさびるので、200ppmで拭いた後5分放置後水拭きをする

【200ppm,1000ppm濃度の塩素系漂白剤の作り方】

  • 市販の塩素系漂白剤は塩素濃度は5〜6%(50000〜60000ppm)
  • 0.1%(1000ppm)液の作り方:500mlのペットボトルにキャップ2杯の原液を入れ水を加えて500mlにする
  • 0.02%(200ppm)液の作り方:500mlのペットボトルにキャップ半分の原液をいれ水を加えて500mlにする